ミネラルの役目とは
体のエネルギー源となる三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂肪)を消化吸収し、エネルギーとして活用される際に重要な役割を持つのが、微量栄養素と呼ばれるビタミン(有機質)とミネラル(無機質)で、これらを含めて五大栄養素といいます。
ビタミンがその働きを可能にするには、ミネラルの存在が不可欠で、ミネラルは人が生きて行くうえで欠かすことの出来ない、重要な無機質元素なのです。
現在では18種のミネラルが確認されていて、日本の厚生労働省が示す必須ミネラルでもその改定ごとに種類が追加され、現在では13種のミネラルが公表されています。
ビタミンのいくつかは体内で作られますが、ミネラルはそのたった一つをも作り出すことが出来ず、食事による摂取が不可欠となります。
ミネラルは無機質元素で、過剰摂取には毒性があるものもあり、摂取には注意が必要ですが、摂取不足はただちに欠乏症となって顕われ、現代人にはもっとも不足しがちな栄養素だと言われています。