ビタミンを舐めてはいけない!
                  驚異の!ビタミンパワーを探る。


ビタミンのパワーを学ぼう

vital amine (生命活動に必須のアミンという意)から 、vitamine (ヴァィラミン)と名付けられたビタミンは、生物が生存・生育するうえの重要な栄養素で、エネルギーとなる三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂肪)が、体を構成する成分に変える時の手助けとなって働くもので、微量栄養素と呼ばれ、ビタミンにミネラルを含めて、五大栄養素といいます。

エネルギーの源となる三大栄養素をクルマに例えれば、燃料であるガソリンにあたり、ビタミンはクルマを円滑に動かすためのオイルや制御システムといった働きと、燃料である栄養素を燃焼させる際の、起爆剤であるスパークプラグのような働きを持っています。

クルマと人体の大きな違いは、古くなった細胞が常に新しく作られる細胞と入れ替えられて、新車の状態をいつまでも保つことが、理論上は可能ということです。

ビタミンは新車状態をキープするためのメンテナンスに必要な有機物で、数あるビタミンのたったひとつでも欠乏すると、故障やトラブルの原因となり、新車状態を維持することが出来なくなります。

ビタミンは体の成長や運動などに必要な代謝を助ける物理的作用に加え、ストレスなどに対する精神的作用もあり、強いストレスなどで大量に消費され、無意識のまま欠乏状態に陥る場合もあります。

ビタミンは現在、ビタミン様物質も含め23種が発見されていて、それぞれに重要な働きを担っています。
ビタミンには「脂溶性」と「水溶性」の二種類があり、「脂溶性」の多くは体内に貯蔵が可能で、毎日摂取する必要はありませんが、過剰摂取には有害となる場合もあります。

これに対し「水溶性」は過剰摂取による害はほとんどありませんが、必要分を超えた摂取は体内に貯蔵されることなく排泄されてしまうため、毎日の補給が必要になり、一部を除く多くのビタミンは、体内で生成することが出来ず、毎日の食事による摂取が不可欠となります。

毎日少量ずつを品数多く採るという食事法はこのためで、体に良いとされる食物だけを多く摂ってもその効果はなく、過剰に摂取された栄養素のほとんどがそのまま排泄されてしまうことになります。

ビタミンの効果を知り、日頃の生活習慣や食生活から、体に欠乏しがちな要素を的確に把握し、毎日ぴかぴかの新車をドライブしたいものです。

 






















 


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