子供に限らず、好きなものばかりを食べていたいのは人の心理ですが、著しい栄養の偏りはビタミン不足になりがちです。
好き嫌いの多い人ほど病気になりやすいのは、摂取するビタミンの種類が限定されるためで、ある種のビタミンが慢性的に欠乏する結果と考えられます。
ビタミンには、その働きを代用するものがなく、すべてのビタミンをまんべんなく摂取する必要があります。
含まれる栄養素の種類が乏しく、カロリーばかりが高い加工食品(ジャンクフード)などを多く食べると肥満の原因となるばかりか、糖尿病や動脈硬化、心臓病や癌など、現代病と言われるさまざまな疾患への危険性が高まります。
一見するととても美味しそうに見える加工食品ですが、食品業者が最も危惧する食中毒防止のため、執拗なまでの加熱や冷凍が繰り返されていて、本来含まれているはずのビタミンB群やC、Eなどの大半が破壊され、高いカロリーだけが残っています。
体が必要とするビタミンやミネラルの種類は数多く、少量ずつを品数多く摂るという食事法が理想的ですが、時間的な制約の多い現代人には、これを毎日続けるのは不可能に近いことと言えます。
外食や、出来合いの総菜、売られている弁当(ほとんどがジャンクフードで占められている)などの食事が続くと、カロリーの過多と、慢性的なビタミン不足に陥りがちで、脂肪やタンパク質を代謝する能力が弱まります。
疲労感や体のだるさ、肌荒れなどはその警鐘と考えるべきで、摂取出来ない不足分のサプリメントによるビタミン補給は、現代病の恐怖から守ってくれます。
対処サプリ
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