喫煙の障害

喫煙が肺気腫や肺がんの要因とされているのはよく知られていますが、大量のビタミンＣを消費してしまう事は案外と知られてない事実です。
タバコ一本が25〜100mgのビタミンＣを破壊すると言われ、喫煙者のほとんどが慢性的なビタミンＣ不足と推定されます。

喫煙者に多く見られる症状で、皮膚の艶や張りがなくなったり皺が増えたり、歯ぐきからの出血などは、コラーゲンの生成不足が主な原因と考えられます。

コラーゲンは直接摂取しても、他のタンパク質と同様に消化吸収され、ビタミンＣの助けがなければ再びコラーゲンとして生成されません。

コラーゲンは体を作る組織細胞、歯ぐき、血管、歯や骨にまで影響を及ぼす重要な構成成分で、ビタミンＣの不足は肺気腫や肺がんなどよりも、現実的に恐れるべきものと言えます。 中高年者に多くみられる関節の痛みは、軟骨を形成するコラーゲンの供給が不十分なために起こる症状で、ビタミンCの補給が不可欠となります。

また、ビタミンＣには抗癌作用もあるとされていて、喫煙者には絶対に必要なビタミンなのです。


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