ビタミンC(アスコルビン酸・セビタミン酸)
水溶性で、鉄分の吸収を助け、体の組織を構成するコラーゲンの形成を助ける重要な役割を持っています。
多くの動物は体内で作り出す機能を持っていますが、人間や霊長類には残念ながらその機能がなく、摂取後2〜3時間で排泄されてしまうため、毎日の摂取が特に必要です。
ストレスなどでも大量に消費され、中高年者や喫煙者(タバコ一本で25100mgを破壊)には、多量の摂取が必要となります。
また、強い抗酸化作用に抗癌作用がみとめられ、注目されています。
効果
傷、火傷、歯ぐきからの出血を治す。
血中コレステロール値を下げる助けとなる。
免疫力を高め、ウィルスや細菌感染を予防する。
発癌性物質の形成を妨げる。
鉄分の吸収を高める。
風邪の予防と治療を助ける。
壊血病を予防する。
毒性
毒性はないが、多量の摂取で蓚酸および尿酸結石の原因となる場合があり、多量の水を同時に飲めば防げる。
欠乏症
壊血病
阻害因子
熱、加熱調理、食品加工、光、酸素、喫煙
多く含まれる食品
柑橘類、緑色葉野菜、トマト、カリフラワー、ジャガイモ、ピーマン
RDA
60mg