関節炎の原因はさまざまで、衝撃や変形、ウイルスや病原菌、リウマチなどが挙げられますが、骨粗鬆症などもその原因とされています。
一般的には加齢や肥満による組織の劣化により、骨と骨をつなぐ衝撃緩和材である軟骨の、摩耗や破損によるものが多いようです。
たとえ丈夫な組織を持っていても、構成されている細胞は古くなると破壊され、新しい細胞と入れ替わりますが、供給が少なくなると丈夫な組織も次第に痩せ細ってしまいます。
軟骨の主成分はコラーゲンで、ビタミンＣがコラーゲンの生成に大きな働きをしています。
軟骨を構成している成分で、ヒアルロン酸やコンドロイチン、グルコサミンなどが注目され、現在では数多くの新種サプリメントも発売されていますが、これらの物質はコラーゲンと同様に、タンパク質と糖質がビタミンの介在によって体内で生合成されるもので、経口摂取によるその効果自体を疑問視する専門家の声も出ているのが事実です。
これらのサプリ使用で、なんとなく体調が良くなったように感じたりするのは、詳しい成分は不明（非公表のものが多い）ですが、おそらく、含まれているビタミンＢ群やビタミンＣなどの効果によるものと推定されます。
ビタミンＣはまた、肌の健康や美容のためにも効果があり、中高年者には特に必要なビタミンです。
対処サプリ
ビタミンＣ、ビタミンＢコンプレックス、ビタミンＣ・Ｄを含んだマルチビタミン
