葉酸(ホオラシン・葉酸塩)
水溶性でビタミンB群に属し、ビタミンBc、ビタミンMとも呼ばれています。
タンパク質の代謝を助け、赤血球を作る重要な役割を持っています。
また、DNAなどの核酸を作る時に重要な役割を果たし、体の細胞分裂には不可欠なもので、特に妊娠中の女性には、RDA勧告の二倍量相当が必要と言われています。
効果
貧血を防ぐ。
発育不全での出産を防止する。
母乳の出をよくする。
皮膚や髪を丈夫にする。
口腔内の潰瘍を予防する。
毒性
なし
阻害因子
水、日光、熱、食品加工(特に煮ること)
欠乏症
悪性貧血
多く含まれる食品
緑黄色野菜、レバー、卵黄
RDA
180〜200μg(妊娠中女性はこの倍量が必要とされる)