ビタミンB15(パンガム酸)
水溶性で、パンガミン酸とも呼ばれ、抗酸化物質としてビタミンEと同じような働きがあります。
おもにロシアで研究が進められていて、その効果が期待されていますが、アメリカではビタミンとしての位置付けに否定的な意見もあるようです。
肝機能を高めることから、アルコール愛好者には強い味方となり、ビタミンA、Eとの同時摂取で、その効果が増大されます。
効果
肝臓の機能を高め、解毒作用を持つ。
免疫力を高め、疲労回復を助ける。
細胞の寿命を延ばし、血中コレステロール値を下げる。
二日酔いを防ぎ、肝硬変を予防する。
タンパク質の合成を助ける。
毒性
なし
阻害因子
水、日光
欠乏症
腺および神経の障害、心臓病
多く含まれる食品
ビール酵母、玄米、ゴマ
RDA(一日の推奨摂取量)
50〜150mg